金融規制のあり方 2010 3 6
私は、金融規制のあり方について、こう考えています。
好景気の時は、金融規制の強化を考え、
不景気の時は、金融規制の緩和を検討すべきです。
しかし、アメリカは、この逆を実施した結果、どうなったか。
景気が過熱へ向かう時に、
金融規制の緩和を行った結果(あるいは自由放任を行った結果)、
サブプライム・バブルが発生し(その後、サブプライム危機)、
証券化バブルも発生し(その後、世界金融危機)となりました。
今度は、不景気の時に、金融規制の強化を考えています。
そもそも金融規制というものは、大衆迎合よりも、景気を重視すべきです。
私は、2004年から警鐘を鳴らしました。
しかし、誰も聞く耳を持たなかった。
エリア Elijah 2004 3 2
古代イスラエル王国では、
エリアは、何を警告していたのでしょうか。
それは、現代風に言えば、拝金主義や御利益信仰を警告していたのです。
多くの人が、創造主から離れていき、
「バアル信仰」(バール信仰)に流れていったのです。
少し、心配をしているのです。
現代のアメリカが、古代イスラエル王国の末期と似ていないか。
資本主義から、キリスト教精神が抜け落ちると、どうなるか。
それは、お金の「収奪システム」となります。
キリスト教精神のない資本主義は、お金の「収奪システム」に過ぎないのです。